3X3

　本学が実行する教育研究組織の再編を見据えた抜本的教育改革として、学士４年、修士２年、博士３年の年次構造を事実上《３年－３年－３年》とする学部・大学院のカリキュラム改革を実行し、学生の学修時間の確保、グローバルアクセスの向上を図り、長期海外派遣、産業界等と協働したＰＢＬと連動した分野横断型大学院共通教育の展開により、地元京都から世界に雄飛するグローバル工科系専門技術者を育成・輩出する。
　ビジョンを結実させるための一連の流れとして、①学士４年、修士２年、博士３年の年次構造を事実上３年毎の進行区分に組替える「３×３構造改革」を実行し、学生の学修時間の確保を図り、②「クォーター制の導入」により修士課程のアカデミックカレンダーを抜本的に見直し、学生のグローバルアクセスの向上を図り、大学のグローバル化を一気に加速させる。さらには、③大学院における共通科目の見直しを図り、分野横断の教養教育システムを構築する。
　以上の３つの施策を統合的に実行しつつ、種々の教育プログラムを実行することにより、技術と教養、経営力を兼ね備え、自らの専門をイノベーション創出に展開でき、国際的に活躍できる「グローバルリーダー」たる工科系技術者を育成・輩出することが本プロジェクトの目的である。